人の感情設定を少し学ぼう
2026.04.10
こんにちは。メルシーです。
誰かと揉めてイライラして、怒りで何も手をつけられないことはありませんか。頭では分かっていても、気持ちばかりが焦ってしまい冷静さを欠いてしまったり。感情的になってしまう自分にどうすることも出来ずにモヤモヤすることは誰にでも経験があるはずです。
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僕も一度ネガティブな気持ちになるとなかなか抜け出すことが出来なくなります。その原因は、感情を上手くコントロール出来ないからではありません。自分の感情は認めながら、上手く整理していき、感情と現実に折り合いをつけていかなくてはいけないものなんです。そのためには、先ず人類の感情の正体を知っておくと、自分の感情を客観的に見られるようになるかもしれません。
良いことはすぐに忘れる。嫌なことはあとまで残る。
初めてボーナスを貰った時に交通事故にあってしまいました。幸いにして大したケガではなかったのですが、当時の事を思い出すのは事故のことばかりなんです。他にもネガティブな出来事ほど強く記憶に残っているものなんです。世間をみても好きな芸能人がスキャンダルを起こせば、たちまち見るのも嫌になるくらい嫌いになってしまったりするんです。仕事が上手くスムーズに進んでいるのに、小さなミスが気になって仕方がなくなってしまうのです。悲観的なニュースや不安を煽るニュースが拡散されやすいこともそうです。人の脳がネガティブな情報に意識を向けやすいからなんです。
さらに言えることは、人はポジティブな情報はすぐに忘れてしまうようです。やる気になっても三日坊主で終わってしまうのも、そのせいかもしれません。それに有名な研究結果によると宝くじが当たったとしても幸福度が上がるのはその直後だけで、半年後には元の精神状態に戻ってしまうという結果があるんです。新婚生活も3年までのようなことも言われていますよね。
これらを見ても、人はネガティブなことに引っ張られやすい設定になっている。
どうしてネガティブに敏感なのか
ネガティブに敏感なのは人類の先祖まで遡ります。人類の先祖であるホモサピエンスは、今では考えられないくらいいつも脅威にさらされていたんです。猛獣に襲われる危険に常にさらされていたんです。天候が悪くなれば食べる物がなくなり、病気にかかれば死を待つしかない。それに部族の争いも多かったに違いありません。生き残るためには、ここは以前、誰かが襲われて危険な場所だとか、あの雲の動きは嵐のまえぶれだとか臆病になることで生き残ってこれたのは間違いないはずなんです。
それは、一度の失敗が生死に関わるものだからだったのです。ポジティブな情報よりもネガティブな情報を敏感に察知して知恵として長く記憶していることに当時の環境を生き抜くためのものだったのです。それは現代人の僕たちにも遺伝子として受け継がれているということです。
原因が分かるからこそ
ネガティブな情報に引っ張られたり、ネガティブな記憶が強く残る事は、人の初期設定に備わっているものでした。決して自分が弱い人間だからとか、自分がダメな人間だからという事ではなかったんです。それを理解することが出来ると、自分のネガティブな感情を認めやすくなります。ネガティブな感情に対して深刻になり過ぎる必要はないということです。僕たちの祖先が生きた環境と比べて現代は猛獣に襲われることもなければ、医学も進歩して治せる病気も多いのですから。感情は自分らしく生きようと感情のままに振舞えば周囲と上手くいかないものだし、周りと調和しようと感情を抑え過ぎれば耐えられなくなるものです。上手くバランスをとっていく必要があるものなんです。
人生が上手くいっていると感じている人や本気で目標に向かっている人たちは、自分の感情を上手く整理しているのです。自分の感情にひとつひとつ向き合っているのです。そのまま感情を放置してはいけないのです。自分の意志で変えていこうとしないといけないのです。
そのためには、自分の感情の奥底にある、本能的な部分や、生き物としての感情を知ることは、自分自身と向き合うために必要不可欠だと思えてなりません。
知ってさえいれば、受け入れることが出来るし許すことだって出来るものですから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー