夢を持つということ
2026.04.6
こんにちは。メルシーです。
僕には夢がある。夢に向かっているから今がワクワク出来ているんです。毎日をポジティブに生きるためには、夢を持つことが大事なんだとつくづく思います。だけど夢なんてそう簡単には見つからないし、そう簡単に叶うものではありません。それは、何となく分かっているのです。僕なんかでさえも夢を何度も諦めてきたのですから。そうした挫折や苦しみから見えたものが、多少なりにありました。
夢が夢の頃のお話
「成功するまで死んでも働け!」この言葉が僕の全てでした。どんなことでもやってのける気でいたし、どんなことも我慢する覚悟でいました。成功するまでは、どんなに茨の道であっても、夢を叶えるためならば乗り越える気でいたんです。
所得も低い。残業代もなければ、小さなところはボーナスもない。土日祝日は目が回る忙しさで、しんどくてきつい。そんな世界なのに、たくさんの人がそれでも働くのは夢を持っていたからです。
成功して一流と呼ばれる人間になれば、自分の思い通りになります。所得も増えて好きなものも買えるし、何もかもが自由なんです。だから、今が辛くて苦しくても死ぬ気で頑張るつもりでした。
それを信じて努力していました。
休みの日だって、自分の為になることに注ぎ込みました。勉強と題してただ働きもした。夜中帰っては、寝る間も惜しんで専門誌を読み漁りもしました。どんなに辛いことも苦しいこともいっぱい我慢しました。
成功するためにはそれを経験して乗り越えていかないと、夢はそのまた夢で終わり消えてしまうもの。そういうものだと思っていたんだ。
夢を必死に追いかけることは言い換えれば夢を追いかけるには死ぬことも必要なくらい頑張らないといけないんだと思うのでした。
夢に対する想いが変わったきっかけ
たくさんの同僚や後輩、先輩方がそんな中で脱落していきました。昨日まで一緒に働いていたのに、次の日には連絡も取れないことはざらにありました。
僕は、そんな人達を見て弱い人間だと思っていました。
苦しいのはみんな同じなのに、それを耐えられないなんて弱さでしかありません。でも、そんな中、ずっと一緒に働いていた友人がある日突然として目の前からいなくなりました。友達なのに連絡も取れなくなりました。何度電話しても出てくれることはありませんでした。とても明るい人で前向きな人だったのに。戦友だとすら思っていたのに。お互いに励まし合ったし、お互いの夢を語り合ったりもした。彼はとっても素晴らしい夢を持っていた。料理を学んで自分の故郷の人に食べたことのない素晴らしい料理を食べてもらうんだって。そんな夢を持ちいつも懸命に料理と向き合っていたのです。
それなのに一夜として彼は消えていってしまいました。
僕の中に違和感でいっぱいでした。こんなになるまでも自分を追い込まないといけないの?夢を追いかけるのはこんなにも毎日が苦しいものなの?自分という存在は夢を掴むまでは何もかもを我慢するべきなのか?
毎日がモヤモヤするようになっていました。確かに夢を叶えることは、努力も必要だし我慢しないといけないこともたくさんあると思う。だけど夢を持つということは自分を殺すことじゃない。自分を追い込むことじゃない。もっとワクワクしてキラキラするものなんだと。
夢を追いかけていると毎日が楽しくて楽しくて仕方ないもののはずではないでしょうか。だから、大変なことも手が届かないことも乗り越えて夢に向かうことが出来るものだということ。
そこに気付けたのは随分あとの話になるけど、少なくとも自分の夢というものに違和感を覚えたのは突然の友人との別れだったのでした。
夢が持てなくなった
今でも思うのです。僕は自分なりによく頑張っていました。どんな結果に繋がらなくても、ずっと辛抱してたし、そんじょそこらじゃ負けないくらい努力もしました。それでも、夢は叶いませんでした。
「成功するまでは死んでも働け」という精神で踏ん張ってきたけど、死んでしまったら成功しないものだったのです。簡単に言うと僕は追い込まれて自ら人生から逃げてしまいました。運よく生きながらえることが出来たけれど、心はぽっきり折れてしまったのです。
これまで積み上げてきたものも全部崩れて何もかもなくなってしまいました。仕事も家族も何もかも。もう夢を持つことはないと思ったし持つべきではないとも思いました。
毎日に希望は持つことは出来ませんでした。人生が終わってしまったものだと思っていたからでした。そんな時にふと思い出したことがありました。
小さい時に家族みんなで焼き鳥を食べにいったことでした。裕福だったかは分からないけど、月に一度だけ外食するという決まりでした。それが、何よりも楽しみでした。
ふと思い出しては、また、あの時の焼き鳥を食べたいなって思えたのです。それが、人生どん底だった僕の夢になったのです。そのために社会復帰も頑張りうと思うことが出来たのです。
夢を持つということは
夢を持つということは、生きる喜びや強さ、目的や信念。たくさんのことを得るものです。生きる指針にさえなるものです。だから人生には必要なものだと思います。その大前提としてワクワクするものなのです。大きい小さいは問題ではないということ。夢は大きく持つべきだとよく言われるけど大きさは本当に関係ありません。
僕の立ち直るきっかけになった夢が焼き鳥を食べることだったように。つまり自分の心でしか本当の夢なのかどうかは計れません。分かっているのは自分自身。誰かの夢を背負うことはありません。人の意見を鵜呑みにする必要はありません。夢が見つからないと思っている人は夢の設定を高くしないといけないとか、夢を変えてはいけないと思い込んでしまっているのです。
夢を一度あきらめたから人生が終わりなんて思って欲しくはありません。違う夢を探せばいいだけのことなんですから。何度失敗したっていいのです。何度でも挫けていいものです。そう思えると少しは生きやすくなります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
メルシー