人の感情設定を少し学ぼう
2026.03.27
こんにちは。メルシーです。
誰かと揉めてイライラして、怒りで何も手をつけられない。頭では分かっていても、気持ちばかりが焦って冷静さを欠いてしまったり。感情的になってしまう自分にどうすることも出来ずにモヤモヤすることは誰にでもあるはずです。僕も一度ネガティブな気持ちになるとなかなか抜け出すことが出来なかった。その原因は感情を上手くコントロール出来ないからではなく、自分の感情は認めながら、上手く整理していき、感情と現実に折り合いをつけていかなくてはいけないもの。そのためには先ず人類の感情の原因を知っておくと自分の感情を理解できるものだから。
良い事はすぐに忘れる嫌なことはあとまで残る初めてボーナスを貰った時に交通事故にあってしまった。幸いにして大したケガではなかったのだけど、当時の事を思い出すのは事故のことばかりだった。他にもネガティブな出来事ほど強く記憶にのこっているもの。世間をみても好きな芸能人がスキャンダルを起こせばたちまち見るのも嫌になるくらい嫌いになってしまったり、仕事が上手くスムーズに進んでいるのに、小さなミスが気になって仕方がなくなってしまう。悲観的なニュースや不安を煽るニュースが拡散されやすいことも。人の脳がネガティブな情報に意識を向けやすいからなんだ。さらに言えることは、人はポジディブな情報はすぐに忘れてしまうみたいなんだ。とてもやる気になる気持ちになっても3日坊主になってしまう。それに有名な研究結果によると宝くじが当たったとしても幸福度が上がるのはその直後だけで、半年後には元の精神状態に戻ってしまうという結果がある。新婚生活も3年までのようなことも言われていますよね。人はネガティブなことに引っ張られやすい設定になっている。
どうしてネガティブに敏感なのかネガティブに敏感なのは人類の先祖まで遡ります。人類の先祖であるホモサピエンスは、今では考えられないくらいいつも脅威にさらされていた。猛獣に襲われる危険がつねにあり、天候が悪くなれば食べる物がなくなり、病気にかかれば死を待つしかない。それに部族の争いも多かったはず。生き残るためには、ここは以前誰かが襲われて危険だとか、あの雲の動きは嵐のまえぶれだとか臆病になることで生き残ってこれたのは間違いはず。それは、一度の失敗が生死に関わるものだから。ポジティブな情報よりもネガティブな情報を敏感に察知して知恵として長く記憶していることに当時の環境を生き抜くためのものだった。それは現代人の僕たちにも受けつがれている。
原因がわかるからこそネガティブな情報に引っ張られたり、ネガティブな記憶が強く残る事は、人の初期設定に備わっているものだった。決して自分が弱い人間だから、自分がダメな人間だからという事ではなかった。それを理解できると、自分のネガティブな感情を認めやすくなる。ネガティブな感情に対して深刻になり過ぎる必要はないということ。僕たちの祖先が生きた環境と比べて現代は猛獣に襲われることもなければ、医学も進歩して治せる病気も多いのだから。感情は自分らしく生きようと感情のままに振舞えば周囲と上手くいかないものだし、周りと調和しようと感情を抑え過ぎれば耐えられなくなるもの。上手くバランスをとっていく必要があるものなんだ。人生が上手くいっていると感じている人や本気で目標に向かっている人たちは、自分の感情を上手く整理していく。自分の感情にひとつひとつ向き合っている。そのまま感情を放置してはいけない。自分の意志で変えていこうとしないといけないんだ。そのために自分の感情の奥底にある、こうした人としての感情。生き物としての感情を知っていくことで自分の感情と向き合っていくのに必要不可欠だと思えてならない気がする。知っていれば、受け入れることが出来るし許すことだって出来るのだから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー