ひとつの基準で自分の価値は決まらない
2024.06.3
ひとつの基準で自分の価値は決まらない
誰かと比べてばかりで生きてきた僕は、
自分を認めることが出来なくなっていました。
いつの間にか自分に価値があるかどうか分からなくなっていたのでした。
本を開けば、人の苦しみというのは、誰かと比べることは始まると書いてあります。
それを知った僕は、誰かと比べるのをやめようと心に誓いました。
ですが、気が付けばどうしても誰かと比べてしまう自分がいたのでした。
ひとつの社会の中でいきている限り、何処かの組織に属している限り、
比較され続けて、競争の渦に巻き込まれてしまうもの。
自分の意志だけではどうにもならないことだったのです。
それならとある方が教えていただいたのです。
それは、ひとつの価値基準で自分を測らないこと。
そもそも僕らの価値は、いくつも持ち合わせているものなのです。
勉強ができないからといって、その人に価値がないという訳ではないというのは、
冷静になれば誰もが理解出来るはずです。
なのに、ひとつの組織の中では、一歩的な価値基準によって評価が決まる。
そうした評価によって、いつの間にか僕らもひとつの価値基準で自分の価値を決めてしまうようになってしまいます。
もう一度冷静になって、いくつもの価値基準で自分をみてみよう。
これが出来なくても、あれなら出来る。
そうやって心がければ、もう自分を卑下することもなくなるし、
誰かを見下すこともなくなる。
僕は、そう学びました。
今日もお疲れ様でした。
